数学は自然科学へとつながる鍵とドアである。
Mathematics is the key and door to the sciences.
This book is written in the mathematical language, and the symbols are triangles, circles and other geometrical figures, without whose help it is impossible to comprehend a single word of it; without which one wanders in vain through a dark labyrinth. 『宇宙は数学という言語で書かれている。そしてその文字は三角形であり、円であり、その他の幾何学図形である。これがなかったら、 宇宙の言葉は人間にはひとことも理解できない。これがなかったら、人は暗い迷路をたださまようばかりである。』ガリレオ・ガリレイ
「それでも地球は回っている」と地動説を唱え「近代科学の父」や「天文学の父」と呼ばれる誰もが知るガリレオ・ガリレイは自然界つまり宇宙のことを理解するには宇宙の言語を知る必要がある。その言語は数学だ。と名言を残しています。 偉大なるガリレオが残したさまざまな功績は自然科学を紐解く礎として現代にも大きく貢献していると言えます。 数学とは数字や数学式をもちいて自然界の物理を表し理解する学問です。テクノロジーの発展や開発と密接に関わる自然科学を学ぶうえでとても重要な分野です。
アルゴリズムって何?
アルゴリズムということばを聞いたことがありますか?アルゴリズムとは問題を解決するための手順や計算方法です。 一般的に数学では効率的に問題を解くためのアルゴリズムが公式にあてはまります。 しかし、複雑な計算や問題を解くには、公式以外により速く解くための数学的アルゴリズムも必要とされます。 この論理的な数学的思考は数学に限らず、プログラミングをはじめ、あらゆる問題を解決していくなかで必要とされる考え方です。
身近な数学あるある
自然界をはじめわたしたちの身の回りには不思議な数字がいろいろあります。 黄金比というものを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 黄金比とは1:(1+√5)/2(1対 2分の1プラス ルート5、約1:1.618)で構成された比率で人類が最も美しい感じる比率と言われており、モナリザの顔の縦横比やミロのヴィーナス像比(上半身と下半身比または下半身と全身比)、ピラミッドの高さと底辺の長さなどが黄金比に値すると有名です。 建築物やデザイン業界でよく使われています。 黄金比はフィボナッチ数列とあわせてよく説明されます。 フィボナッチ数列とは1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233・・・という有名な数列ですが、隣り合う数字の和が次の数字で構成された数列です。 (例、2+3=5、3+5=8, 5+8=13) 諸説ありますが、このフィボナッチ数列は自然界で多く見られる数列として、松ぼっくりやパイナップルのかさ、ひまわりの種の並び方がこの数列にあたると言われています。
自然界や身近なモノ・コトには普遍的な法則に基づく数字で構成されているものがたくさんあります。
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